ピアノの基礎や技術は後からついてくる
ピアノを大人から始める初心者の方は、基礎や技術がないからと弾くことを諦めていませんか?
実は楽器というものは意気込みや情熱さえあれば、基礎や演奏技術は後からくるものなんですね。
実際に、今を時めくサザンオールスターズの桑田圭祐さんは、バンドを結成した当初は楽譜も読めなかったと言います。
それでも作曲活動を行い、今では誰もが知る有名なアーティストにまでになっています。
そして、そもそも学校での音楽教育は、良くありがちな学問優先主義で楽器を楽しみながら弾くということが後回しになっているんですね。
特に大人になってから趣味としてピアノを弾きたいなら、尚更、ピアノのレッスンの早い段階で弾けたという喜びを感じることで、その後の励みになりやる気に繋がります。
ですが、どうしてもピアノレッスンというと、背筋を伸ばして音楽に向き合うというような神聖なイメージを抱くものですが、大人の趣味としてのピアノはもっと気楽で良いと思います。
かえって、ピアノ教室などは、堅苦しさや緊張感があり、それがレッスンに二の足を踏ませていることもあります。
大人から趣味として始めるピアノは、姿勢やルールにのっとったレッスンではなく、まずは楽しむことです。その上で出来るだけ鍵盤に触れる時間を作り音を出して曲を弾いてみることが上達に繋がります。
ピアノが全くの初心者の方なら、右手の人差し指の一本から始めてかまいません。次第になれてくるものです。
何よりピアノはドからシまでのたった7つの鍵盤の位置を覚えればいいので、後はそれが繰り返されるだけです。
ドレミファソラシは、次の右隣のドから同じように繰り返しながら音が高くなっていくだけなんですね。(ドから次のドへ移動することを1オクターブ音が高くなると言います。)
そして、ピアノも語学と同じように、弾いてみることで必要な知識が身についてきます。
この海野真理先生の30日でマスターするピアノ教本&DVD講座では、海野先生の模範演奏、解説用音声レッスン、更に初心者向けのドレミ・指番号付きの楽譜を使って演奏することで、基礎が自然と覚えられるようになっています。
したがって、30日でマスターするピアノ教本&DVD講座では最初に弾くことから始めますが、知識や技術をないがしろにしている訳ではないという事を、レッスンを通して分かってくる筈です。
ピアノ初心者なら、まずは基礎知識なしで弾いてみて下さい。
ピアノが初めてという年配者の方でも楽しい演奏の中で、楽譜の知識や演奏技術等が無理なく覚えていけるでしょう。