ピアノのテクニックや表現の言葉かけは重要

ピアノが上達するには、子供はもちろんですが、大人の方でもテクニックや表現の言葉かけは重要ですね。
これは教室などに通っている方なら実感していることではないでしょうか。

 

 

先生の見本演奏を耳で聴いて曲のイメージを作るだけでなく、音楽的な表現を言葉に置き換えて教えてもらうことも効果的です。
実際に本などで勉強しても、いざとなるとその知識をどう活用すればいいのか分からないことがありますよね。

 

 

例えば、音楽用語でフォルテ(f)がありますが、これは「強く」という意味合いですが、弾こうと思うと、身体はしっかり音を出そうとして固くなりやすいものです。
初心者の方で練習中なら尚更です。

 

 

ですが、「遠くに伸ばすように音を出そう」と言うと、初心者の方でもそれなりの音になるものなんですね。
ハノンでも、はっきりした音を出そうというよりも、きらきらした音を出そうという方が不思議と頭で考えるよりも、感覚でそういう音が出るものなんです。
イメージする力は本当に凄いです。

 

 

また、よく指が速く動くことや、大きな音を鳴らすことなどがテクニックと考えられていますが、柔らかい音色をつくったり、微妙な間をとって雰囲気を作ったり、感情を表現したりするのもやはりテクニックなんですね。

 

 

そして、ピアノの上達は練習にあるといっても過言ではないくらい重要ですが、どのように行えばいいのか分からない、もしくは考えないまま練習を続けている初心者や中級者の人も少なくないでしょう。

 

 

何となく曲の初めから弾いてみて、出来ないところを何回か弾いてみるなど、とりあえず繰り返すという練習になっていませんか?
もし、そうだとしたら、見る、聞く、弾くという3ステップでイメージをしっかり掴んでから取り組むと、より短時間で効率よく上達して、これまで難しいと感じていた憧れの曲も弾けるようになるかもしれませんよ。

 

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