ピアノの理論は本でわかるの?
ピアノは理論の本を読んで上達することが出来るのでしょうか?
私の経験からいって、ピアノで理論が理解できないときというのは、本をいくら読んでもダメではないかと思います。
何故なら、どれも結局は同じことを説明しているからです。
例えば、大人からピアノをはじめた初心者の中には、コードがどうしても頭に入らず困っているという人もいるでしょう。
また、マイナーやメジャーの短や長は何を指しているのか?わからにないという方も多いかもしれませんね。
コードのことはとても詳しくは説明できないので、せめて長と短について簡単に触れておきます。
まず、長いとか短いとかいうように意味をとらえてはいけません。
単なる音楽用語として覚えてください。
例えば、「ドミ」「ミソ」の場合なら、どちらも「ドレミ」「ミファソ」の3つの音の部分として組み込まれてあるので3度と呼びます。
どちらも同じ3度ですが、鍵盤で見ると「ドミ」は鍵盤の5つに渡っている。一方、「ミソ」は鍵盤4つしか使っていないので、厳密な音程は違います。
このように3度でも広い狭い3度があるわけです。
ドミやミソ以外でも同様です。
そして、広いほうを長3度(メジャー・サード)、狭いほうを短3度(マイナー・サード)と呼びます。
ですので、「長」は広いほう、「短」は狭いほうに使う単なる音楽用語です。
だから丸暗記しましょう。
やはり理論が分からない時には、いくた本を何冊読んだって、結局はみんな同じことを説明しているんですものね。理屈が理屈でわからない時には人に教えてもらうのが一番です。
やはり人間の生の声に勝るものはありませんし、弾き方などは見て学ぶのが一番わかりやすいですから、何とか教えてくれる優秀な指導者の方を見つけてください。
見つからない場合は、DVDなどで見て聞いて真似るのが一番効率的で、上達の近道でしょう。
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