ペダルを踏む練習
ピアノの醍醐味のひとつに音を響かせることがありますから、ペダルを踏む練習もしっかりしておきたいですね。
大切なのはオン・オフのタイミングで、ペダルを踏む曲では、常にペダルに足を添えてスタンバイしておくと良いでしょう。
離す癖がついてしまうと、踏む時に勢い余って「パコッ」と余計な音が鳴ってしまうことがあるからです。
ペダルの高さや深さは、ピアノによって多少違ってくるので、何度もオン・オフして慣れることが大切でしょう。
ある程度慣れてくれば、踏む直前に足をセットしても構いません。
踏むときのポイントは、音と同時に踏むわけではなくて、音を追いかけるように踏みかえていくといいかと思います。
この時には、しヵり上まで戻しきりましょう。
また、和音を弾きながら踏んでやると、より響きに敏感になると思うので、濁っていない響きになるように練習していくと良いです。
そして、ペダルのコツは、響きを良く聴き音を感じることかなと思います。
音がぶっかり合って濁っていたり、音が切れていたりしているようなら、踏みかえるタイミングがあっていないでしょう。
ペダル記号の位置は参考程度にして、オン・オフのタイミングは各自で微調整していくことが大事です。
というのも、ペダルの反応はピアノによって微妙に違ってきますし、音の響き方も場所によって様々だからです。
そのうえ、打鍵の速度との兼ね合いもありますから、ペダルを踏むタイミングは定型的に決められません。
ですから、ペダルは耳で踏むなのです(*'▽')
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