カノンは初心者からでも練習しだいで弾ける

ピアノでパッヘルベルのカノンを弾くことが出来ますか?
カノンとは、メロディの追いかけっこのことで、原曲は弦楽器の為の曲です。3つのバイオリンが同じメロディ追いかけるように進んでいきます。

 

 

結婚式の定番の曲でもあり、大人からピアノを始めた初心者でも弾けるようになりたいという人も多いことでしょう。
そして、この曲の前半は長く伸ばす音が続き、後半になると音の動きが細かくなることから、全体を一定のテンポで弾けるように後半の部分が弾けるテンポで弾き始めると良いと思います。

 

 

また、右手のメロディでは4分音符が並ぶフレーズが出てきますが、そこでは指広げ、指かぶせ(1の親指に他の指をかぶせる)、指くぐり、指すぼめなど、様々なテクニックが出てきます.

 

 

次の音へとスムーズに繋げるには、指をかぶせたり、弾きながら指を広げるなどの弾きながら動くことが大切になってくるわけです。
音がブッと切れたり音量に不自然なムラが出ないように、滑らかに歌うように弾けるのが理想でしょう。

 

 

その為、練習する時は、メトロノームを使うことをお勧めします。
前半の長く伸ばす音が続くような場合は、自分では拍を数えながら弾いているつもりでも、知らない間に速くなってしまいがちになるものです。

 

 

逆に、後半の細かいフレーズでは、慎重になるあまりどんどん遅くなったり、焦って速くなったりすることもあるでしょう。
一方、左手の動きは主にメロディを支える伴奏の役目をし、「ドソラミファドファソ」というフレーズが何度も繰り返されるなど、比較的に効率良くマスター出来ます。

 

 

ただ、途中で指替えというテクニックが必要になります。
例えば、左手の5の小指でドを弾きながら指をすぼめ、鍵盤を押さえたままで1の親指に置き換えるようにします。
そうすることで音を切らずに次の次の音に移ることが出来るようになります。

 

 

初心者には色々なフレーズが登場する長い曲なので難しく感じるかも知れません。
右手のメロディがよく動くのが大変で難易度は高いですが、左手が伴奏のみなら簡単な一定の繰り返しとも言えなくはないので、アレンジと練習次第では比較的に早く弾けるようになれます。

 

 

中級者の方なら、様々なフレーズを弾いてテクニックを磨くとともに、長い曲を仕上げる力をつけていくようにしていきましょう。

 

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